逆走

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高速道路での逆走が度々ニュースなっています、ほとんどが高齢者の勘違いによるものだと思われます。

もちろんとても危険な行為で絶対にあってはなりません。勘違いしないような入口出口の表示の、更なる工夫が必要だと思います。

駅の改札からホームへ降りる階段、此処にも上り降りの表示があります。

概ね上り下りは見やすく表示されています。もちろん見逃すこともあるかもしれませんが。

そんな上り下りの区分をあからさまに無視して、上り階段を勢いよく駆け降りて行く人を見かけます。

ほとんどの階段は下りより上りの方が広く設定されています。降車時に沢山の人が上りを使うことを想定した結果でしょう。

日本人はルールをきちんと守る国民性、よく話題になり世界的にも評価されています。

もちろん高速道路などの車道よりは危険はないと思いますが、ぶつかってトラブルになっているのを見かけることもあります。

歳をいくばくか取った現在はありませんが、私自身も若い頃喧嘩になったことも有ります(笑)

江戸時代の江戸(東京)は100万人の人が暮らし、これは当時としてはおそらく世界一の人口密度だったと言われています。

そんな過密した環境下で、人々は暮らし易いように様々な細かいルールがあったのです。

ちょっと可笑しいのが銭湯、当時混浴だったらしいのですが、他人の裸を見ないという暗黙のルール。

男性は女性を見てしまいそうですが(笑)どうもきちんと守られていたようです。もちろん目に入ることはあったでしょうが、見た、という表情を決してしない、ということのようです。

長屋が立ち並び、狭い路地が多かった江戸市中、傘を差しながらすれ違う時、それぞれどちら側に傘を傾けるなど、細かく決められていたようなのです。

このようなルールが沢山あったため、歌にしてそのルールを覚えていたという話もあります。

江戸時代に電車があったら、階段を逆走したり、車内のイヤホンの音漏れ、座席に堂々と荷物を置くなどの迷惑行為はなかったかもしれませんね。

written by パンダ