ワイン好きの経営者
それほどワインに詳しくない方でも、ロマネ・コンティの名前は、おそらくご存知なのではないでしょうか。次にシャトーマルゴーが有名ですかね。お正月の芸能人格付け番付は視聴率の高い番組のようで、その中でも、高いワインと安いワインを、飲み当てるコーナーは人気のようです。
経営者の中でもワインを嗜む人は、多いのではないでしょうか。嫌味ではなくセレブの象徴のような感じもしますね。
私自身も仕事柄、やはりワイン好きな方が周りに沢山いらして、幸運にも、ご相伴にあずかることも、少なくありません。ある程度高いワインも、いくつかいただく機会も、ありました。
面白いなぁ〜と思うのは、「やっぱりボルドーが最高だ!」「いやいや、何と言ってもブルゴーニュでしょ」こんな会話が繰り広げられ、ワイン談義に花が咲きます。
これも、あくまで私の個人的見解ですが、最後は「好み」だと思います。某有名ホテルのチーフソムリエで、その世界では知らない人がいない位の人、そんな方と少し仲が良いのですが、ざっくばらんな会話の時に、「ところで○○さんの好きなワインは何ですか?」こんなストレートな質問をしたことがあります。
もちろん、料理や、その場の雰囲気、一緒に飲むメンバーによりますね、と前置きがあるにしろ。普通に考えたら、ボルドーかブルゴーニュの高級ワインを挙げると思うじゃないですか、ところが、答えは、「私、イタリアワインが、実は一番好きなんです」正直、この答えは、かなり意外でした。まあ、とても正直な人で、全く気取りもない、本当に良い人なのかも知れません。
これもまた私の個人的見解ですが(笑)そこそこのワインは、ブドウ品種の特徴が良く出ていて、飲み易く、とても美味しい。高額なワインほど、香りも味も複雑でちょっと大袈裟に言うと、異次元な感じで、飲んだ瞬間に「これは美味しい!」と言う感じではないかなぁ〜 まあ私は凡人なのかも知れません。
元々アルコールにあまり強くない私は、ヴィンテージが進み、少し度数が落ちた位が美味しいと感じます。日本酒も紹興酒なども、良いお酒はアルコールが醸造過程でゆっくり熟成されるのか、わかりませんが、アルコールが表に出てこない気がしてなりません。
安い焼酎などは、アルコールを後から添加するものもあるようで、口元へグラスを持って来た瞬間に、「ツ〜ンとした強いアルコール臭」を感じるものがありますが、あれはいただけません。
良いお酒ははアルコールが閉じ込められているかの様にまろやかで、何とも心地良いものです。
また、そのうちワインのお話をしたいと思います。ご期待ください。
byパンダ