天才と凡人
今年のメジャーリーグは、大谷翔平の話題で持ちきりでした。
成績だけではなく、彼の人間性も度々取り上げられていました。
少年野球をやっているように、純粋に野球そのものを楽しんでいる、野球がもっと上手くもっと上手くなりたい、今でもそんな気持ちで野球をやっている。
そこには、これくらいで良い、とか、妥協や調整をするというような姿勢は微塵も感じられない。
それがまた人々を感動させているのだ。
私は天才の一番の資質は普通の人が努力や苦労と感じることを、純粋に楽しめる才能だと思っています。
苦しさやストレスを感じるのでは継続なと出来る筈がなく、結果など到底出ないと思います。
孫さんや柳井さんはお金儲けではなく、経営することが死ぬほど好き!
本田宗一郎さんや井深大さんはお金儲けも経営よりも機械いじりが大好き、本田宗一郎さんは飲まず食わず寝ずでずっと、バイクのエンジンをいじっていたという逸話があります。
大谷君も毎打席、ベンチに戻るとすぐに、今の打席のスイングを録画したものを何度も何度も確認しているそうです。そこまでこだわる選手がどれ位いるでしょうか?
でもそんな地道な努力も、もっともっと野球が上手くなりたい、という純粋な気持ちからなのでしょう、真剣な眼差しで食い入るように自らのスイングを見つめています。
著名な音楽家や画家、将棋の藤井聡太さん、名前を挙げたら切りがありません。
皆んな大好きなことを、毎日楽しんでやっているだけなのでしょう。
天才はただ好きなことを,楽しんでやっているのです。
凡人の私は、残念ながら時には歯を食いしばる努力も必要です(笑)
でも私は人と話をするのが大好きです。
何かを説明したり、自分の考えを熱く語る時は本当に楽しいし、全くストレスを感じません!
誰にも1つ位は天才的な何かを持っている筈です。
written by パンダ