生命保険って本当に必要なの?⑤

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死亡保険には大きく分けて、定期保険と終身保険の2種類があります。

定期保険は期間を定める保険です。住宅ローンを組む時に加入する、団体信用生命のように必要な期間だけ保障するものです。

一般家庭では子どもが独立するまでの、生活費や教育費を期間を決めて加入するケースが多いと思います。

結婚や出産を機に、比較的若い人が目的を持って加入するものだと考えます。

例えば60歳を過ぎた高齢者が10年定期などに加入? 保険料が安いという理由で加入するのは要注意です。

10年間という短い期間を掛け捨てしてまで保険に入る理由が一般的には見当たらないからです。もちろん明確な必要性があれば別ですが。

本当にざっくりですが、若い世帯主が万が一のために期間を決めて必要額に応じて加入すべきは定期保険。

ある程度年齢を重ねて、死後の整理資金(葬儀代等々)や奥さんの年金だけでは足りないであろう、生活費の補填を目的にするなら、一生涯の保障の終身保険ということになると思います。

ところが問題は生命保険保険は年齢が高くなるほど、保険料が高くなる!と言うことです。

ネットで比較的安いと思われる商品を見てみると、私の年齢62歳で、保険金200万、月々7040円を死ぬまで払わなくてはなりません。

23年と8ヶ月で保険金の200万を超える保険料を払うことになります。

85歳で亡くなると、とんとん、それ以上生きていると保険料の方が毎月多くなっていくわけです。

因みに私の両親とも94歳です、仮に62歳で加入していたら既に270万円の保険料を払っていることになります。

若いうちは一生涯の保障などあまり考えないと思いますが、やはり理想は30代のうちに将来の資産状況を考慮し、1度は真剣に考える必要があると思います。

実際私は、70代〜80代で亡くなり1000万以上の保険金をかなりの方にお支払いして来ましたが、家族のその後の生活に多大な支えになることは間違いありません。

written by パンダ