保険って、本当に必要なの?⑨

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今日は死亡保険の終身保険についてお話しします。

前回は終身医療について取り上げました。

同じ終身でも全くの別物だと私は考えています。

生命保険は損得で考えてはいけない!

確かこんなお話もしたと思います、ただやはり損をしたくないのは、人の道理だとも思います。

前回の復習をします。

終身医療は払込みも終身のものがほとんどです。従って長生きすれはするほど、かなりの保険料を払うことになります。

しかも70歳、80歳で亡くなる、又は解約する。こうなるとそれまで割高な保険料を払ったことになります。

終身より、70歳、80歳までの保険の方が安いからです。

本題に入ります。

損をしない、取りっぱぐれがない! という意味で考えると、死亡保険の終身保険です。

払込み期間を5年とか10年にして、保険期間は終身、こうすると保障額に対する保険料が安く済みます。

貯蓄性もあるので、年数が経てば万一解約した時に戻ってくるお金が払込みを上回って返って来る場合もあります。

歳を取ってから貯まってるお金を年金で受けることも出来ます。

変な例えですが、保険は大嫌い!という人が何かの事情で、どうしても保険に入らないといけない時(まあ、そんなことは無いのですが)終身保険なら保障と貯蓄性の両方の機能があるので、取りっぱぐれなく、損はしない、とうう訳です。

何度も何度もお話ししていますが、生命保険には相続時に法定相続人1人につき、500万円が非課税という控除枠があるので、相続税を払う可能性がある人は銀行に置いておくより、保険にしておいた方が絶対に得になります!

ただ、保険会社からすると、契約が続いている限り必ず保険金を払わなければならない、年数が経過していれば解約時に保険料総額より高い金額を払う必要がある、今はゼロ金利に近い金利情勢なので、積極的に宣伝をしての販売は皆無です。

例外は高齢者向けに、割高で保障の少額なものを通販で販売しています。

何度か取り上げていますが、保険料だけ1口3000円、3口9000円と謳い、肝心の保険金を説明しないCMです(笑)

もちろん、再三お伝えしているように、保険は目的を明確にして必要に応じて加入するべきですが、損得で言うと終身保険はほぼ損をしない保険ということが言えますね。

written by パンダ