遺贈寄附

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遺贈寄附、最近よく耳にする言葉ではないでしょうか。

自分の財産を亡くなった後に、寄附したいと思う団体などに寄附をする仕組みです。

実はかなり関心を集めているようで、司法書士さん達が作る遺贈寄附の協会は、講演や取材の依頼が殺到しているという話しです。

独身で生涯を過ごす人や、子どもさんのいない夫婦が増えたことが大きな要因のようです。

あまり付き合いのない兄妹や甥姪には、遺産を相続するなら、生きた証として有効な使い道を見つけ、そこに遺贈寄附したい、こんな理由で関心が高まっているようです。

財産のごく一部を

普及活動をされている、専門の司法書士さんから色々話を聞いて、最も心に響いたのは、何も数百万、数億ではなく、10万円単位を遺贈寄附することも多々あるという話でした。

近所の公園に新しくベンチを設置するために30万円を遺贈寄附する。

本が大好きなおばあちゃんが、いつも利用している図書館に50万寄付する。

記念のプレートベンチに付けたり、図書館から寄付証明も貰えるようで。

お孫さんから、「おばあちゃん、凄いね」と言われ、とても誇らしげね、喜ばれるそうです。

あの世へは持って行けない、自分が築いた財産の1つの有効な使い道ではないでしょうか。

大学や、自然保護団体、動物愛護団体、子ども食堂などなど、色々な寄付先があるようです。

written by パンダ