世界的レコードブーム.デジタルからアナログへ

未分類

色々なところで話題になっていますね、レコードブーム。

特に日本のイエローマジックオーケストラの「ソリッドステイトサバイバー」や大滝詠一の「ロングバケーション」などが人気のようです。

レコードもさる事ながら、日本のポップスも世界的に人気ですね。

レコード版のアナログの音が堪らない、と言うのが人気の理由のようですが、技術的にはビニール版に刻み込まれた溝に針を擦り合わせて音を出すという、かなり原始的な仕組みです。

CDはデジタルで忠実に音を再現し、クリアな音で聞くことができ、発売当時は画期的な音の良さと評判でした。

なんだか不思議な感じもします。

針を落とした瞬間のノイズが堪らない、という人もいます。暖かみや温もりを感じる、という人もいます。

技術は明らかにデジタルが上なのでしょう。

こうなるとどちらが上? 下? わからなくなります。

昔は素朴な普段着だった大島紬や黄八丈などの織物が、今や何百万もする高級品です。

プレーヤーや真空管のアンプの中古品がかなりの高額な値段で取引きされているようです。

物の価値というものは本当に不思議です。

でも、本当に良いものはいずれ必ず評価される時が来るということなのでしょう。

アコースティックギターも今のような接着剤が無い時代の、ニカワで板を張り合わせた物が良い音がするといい、エレキギターも古いコイル巻きのマイクの方が味のある音が出る。

数え上げたらキリがないですね。

デザインもそうかもしれません。郵便ポスト、昔の丸い円柱型の赤いポスト、なんだか愛嬌と親しみがあります。

なんなのでしょう(笑)

物事の本質、自然に近いということ、なるべく人の手を加えない方が良い? 色々考えさせられます。

私の大好きな音楽も、例えばボブディランの「風に吹かれて」今聞いても鳥肌が立ちます。

シャンソンの「さくらんぼが実る頃」明治維新の3年後に作られました。今でも日本のテレビCMやジブリの映画の主題歌にも使われています。

大好きな大好きな歌です。

自称食通のわたくし、調味料をあまり使わない江戸時代の料理を是非食べてみたいです。素朴な味でしょうが、めちゃくちゃ感動する素晴らしい味に違いありません。

written by パンダ