大谷翔平の原点
メジャーリーグ、ア・リーグでの満場一致でのMVP受賞、日本中が、いや世界中が沸いたと言っても過言ではないかもしれません。
本当に大偉業だと思います、しかも来年以降、更に進化しそうな勢いです。
野球以外での所作や人柄もめちゃくちゃ評価されていますね、インタビューでの対応はもちろん、小さなゴミも必ず拾うなどもクローズアップされています。
そんな彼の原点は何処にあるのでしょうか?
先日あるテレビ番組で、高校野球経験者が花巻東と練習試合をした経験を語っていました。
大谷君は全日本メンバーに駆り出され、不在だったそうですが、試合中や試合の前後の選手達の振る舞いが他の高校とは違う印象だったと語っていました。
ゴミ拾いもやっていたそうです。
高校野球は部活の学生野球ですから、当然教育の一環です、しかし甲子園という人気の華舞台があるので、ともすれば野球の技術優先という学校もあるかもしれません。
花巻東の佐々木監督が、ゴミがあったら拾うようにと教育しているかどうかは別にして、野球以外の教育も徹底しているのは間違いのないようです。
大谷君の目標達成シート、色々な場面で取り上げられていますね、ある番組では有名経営者も同じような物を作っているとか、話してました。
その中に「運を良くする」というキーワードが書かれていたと記憶してます。
私はここに大谷翔平の原点があるような気がします。
どんな場面でも笑顔、落ちているゴミは拾う、周りの人、特に裏方のスタッフも大切にする(ホームラン競争の賞金を全て球団職員へ寄付した話は有名ですね)全てが運が良くなる行いです。
何度か取り上げていますが、運もサイエンスで解明しようとする時代です。
ゴミを拾うのも、場を整える! 働く場所を整える、今までなら「清める」や「浄める」など少々宗教的表現を使っていたと思いますが、科学的には「整える」が適した表現かもしれません。
成功した経営者の机が、雑然と汚なかったという話はあまり聞きません。トイレ掃除が運が良くなるという話は何度か取り上げていますが。
話を戻します、例えプロ野球選手で成功しなくとも(実際花巻東からでもプロになるのは一握りでしょう)野球を通しての3年間はその後の人生に多大なる良い影響を及ぼすことは間違いないことです。
witten by パンダ