ビンテージカーレース
先週の日曜日、銀座の中央通りスタートで小規模でしたが古い車のレースがありました。
知り合いが2人参加していたこともあり、応援に行って来ました。
1人が1970年型フェラーリディーノ246GT、もう1人は1967年型ランボルギーニミウラP400、2台とも名車中の名車で人気も大変なものです。
色々な名車が並びスーパーカー世代の私には楽しいひとときでした。
ただ私が興味を惹かれたのは、名車の数々だけではありませんでした。
小学校の4年か5年生くらいでしょうか、男の子がタブレットを持って、1台1台、前後左右の外観からダッシュボードまで、何枚も写真を撮っていました。
それはそれは、目を輝かせ!とても熱心に食い入るように見ながら、撮影をしていました。
見たところ、保護者は同伴ではなく1人の様子でした。
大々的には宣伝もされていないイベントでした。どこで知って、何処から来たのか?色々と興味が湧いて来ました。
私は車に対しては全く無知なので、もしかしたら、今でも小学生の間で60年代から80年代のスーパーカーがブームになっているのかもしれません。
それでも、どこからか情報を入手し、もちろん親御さんの了解も得てでしょうが、日曜日の朝8時過ぎに銀座まで来て1台1台の熱心な撮影、特に私の知り合いのミウラには時間を掛けて撮影をしていました。
貴重な車だとよくわかっているのでしょう。
私は長い間、採用の仕事に携わっていたので、好きなこととはいえ、ひとつのことに、これほど打ち込める姿勢、とても聡明な顔つきだったこともあり、大人になったはきっと仕事もできて、経営者としても成功するのではないか?
こんな飛躍したことまで想像してしまいました(笑)
ゴルフが上手い経営者が多い、と常々感じています。経営者は負けず嫌いが多いのが理由だとは思いますが、努力出来る能力も持っているからに他ありません。
彼が40年後に100年以上前のミウラを購入するのかもしれません。そうやって良い物は時代を超えて残っていくのだと思います。
written by パンダ