尊厳死と安楽死

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仕事に関係する内容の本は、出来るだけ読むようにしています。

「痛くない死に方」最近読んだ本で秀逸でした(映画化もされています)是非沢山の人に読んでもらい本です。

わざわざ読むのは、という方のために簡単に解説させていただきます。

大橋巨泉さんが在宅看護の末にガンで亡くなりました。

筆者の推測ではありますが、在宅医療経験不足の医師の、誤った大量のモルヒネ投与で、安らかな死ではなかったという冒頭の話題から話は進んでいきます。

結論から言うと筆者は「安楽死否定派」です。

本を読んで私も完全賛同になりました。

もう少し詳しくいうと「平穏死」と言う死に方を推奨されています。

要するに苦しみや痛みを伴わない死です。筆者はこんな表現をしています。

平穏死=枯れて死ね  延命死=溺れて死ぬ

平穏死が限りなく尊厳死に近いという見解です。

枯れたほうが痛みが少なく、長生きをする。

私の考えは「安楽死」は今から死ぬと自分で死ぬ時間を選び自分で錠剤を飲むと言う行為です。ほぼ自殺です。日本では幇助した医師が罪に問われます。

スイスが唯一、外国人も受け入れているそうです。亡くなる前に友人知人を呼んでパーティーなどを開き、その数日後に自ら錠剤を飲み、あの世へいく。

これが安楽死です。 本当に安楽死なのか私は甚だ疑問です。

日本は担当医にもよると言う話ですが、終末医療が進んでいて、モルヒネなど微妙な量で処方を受け、自宅で痛みもなく安らかに枯れるように、自然に亡くなることが可能だそうです。

これが尊敬死、平穏死だと思います。

是非、ご興味のある方は長尾和宏さんの「痛くない死に方」是非お読み下さい。

written by パンダ