恒例の人間ドック

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私は毎年、12月29日に人間ドックをやることに決めています。

12月は1年で最も飲み食いをする回数が多く、体調万全ではない時期です。そして忘年会等々が終了するのが28日辺りで、29日は体が疲れている日と勝手に思っています。

その日に敢えて健康診断を受ける。私なりの拘りでもあります。

仕事柄、一般の人より病気には詳しく、保険金の支払いなどでドクターに直接お会いし話を聞くという機会も度々あります。

少々ネガティブな話ですか30年も保険屋さんをやっていますと30人以上の方が亡くなり、癌になった方は50人ではきかない人数です。

やはり1番気になるのが癌、次が脳疾患、心臓病です。

なので追加のオプションで、前立腺、膵臓、腎臓の腫瘍マーカーを必ず受けています。

すみません、かなりジジくさい話になっていますね(笑)

でも健康管理は大切な事ですね。

それに加えて3年に1度は内視鏡で大腸の検査、脳はMRIで毛細血管まで調べています。

以前は胃の検査をバリウムを飲んでやっていました。ところが毎回再検査で胃カメラです。

バリウムは人間ドックの中でも、私は最も苦痛な検査です。あんな嫌な思いをして、結局は胃カメラ、意味がないではないか!

ならば始めから胃カメラで検査をすれば良い訳で、という訳で4年前からバリウムはやめて胃カメラで検査をしています。

実は胃カメラも物凄く怖くて、嫌でもバリウムで検査していた訳です。

それで色々調べて、軽い麻酔をして寝ている間に検査が終わる病院に行って胃カメラ検査を受けています。

これが、何とも良く出来ているのです。

ガン治療での痛みを抑える、モルヒネを主としたいわゆるペインがめざましく進化しているのは認識していました。

胃カメラは僅か10分足らずの時間、その間だけ深い眠りを得て、その後はあっという間に目が覚めて、短い時間の休憩でほぼ正常に戻ってしまう。

私としてはかなりの驚きです。

そして甚だ不謹慎ですが、麻酔の注射を打たれる瞬間です。何と言うのでしょう、すーと意識を失っていくのですが、その瞬間、一種の臨死体験とでもいうのでしょうか、誠に穏やかに、意識を失っていくのです。

もしかしたら天国へ行く時は(私は地獄かもしれませんが(笑))こんな感じなのかもしれない、と毎回思ってしまうのです。

不謹慎と言ったのは、ちょっと病みつきになってしまいました。それ程心地が良いのです。

この麻酔の技術と言うか、医学の進歩に毎回驚かされずにはいられません。

written by パンダ