誰の作品?

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この作品は、どなたが制作した作品でしょうか?

今後、このシリーズ化していこうかと思います。

このブログの中で、お客様から刺激を受けた事を書いたりしていましたが

やっぱり美術商なので、アートについて書きたいと思っていましたが

どんな事を書こうか考えていたのですが、、、

自分が気になった作品を皆さんにも見てもらって

こんな作家が、こんな作品を残しているんだなぁと思って頂けたら良いと思って

独断と偏見で作品を選んで書かせて頂きます。

さて、第一弾です。

この作品の作家は、赤瀬川原平です。

作品名は「大日本零円札(本物)」です。1967年に制作されました。

神奈川県横浜市中区本牧町生まれました。愛知県立旭丘高等学校美術科卒業している事を片岡真実さんが、どこかで書いていました。余談ですが片岡真実さんは愛知出身なので親近感があるんだと思います。そして大学は、武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)油絵学科中退。前衛美術家、漫画家・イラストレーター、小説家・エッセイスト、写真家など多彩な顔をもち、1981年には芥川賞を受賞しました。

本名は赤瀬川克彦といいます。武蔵野美術学校(現在は武蔵野美術大学)油絵学科を中退しています。文学作家の時は、尾辻克彦と名乗っています。1960年篠原有司男、吉村益信、荒川修作らとネオ・ダダイズム・オルガナイザーズの結成に参加します。1963年には松次郎、中西夏之とハイレッド・センターの活動を開始しました。いわゆる反芸術を代表する作家です。その後千円札裁判で刑が確定して以降、前衛芸術からは身を引いてしまいます。2014年に亡くなりました。