払済保険の威力

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保険料の払込をストップして、解約せずにそのまま契約を続けることを保険契約を払い済みにする、と言います。

個人でも詳しく方もいるかも知れません。法人で福利厚生プランとして契約されている担当者の方などはさらに詳しいかもしれませんが、改めて効用についてお話ししておきましょう。

基本的には保険料の払いがキツくなった時に考える手法です。ただ色々効用があります。

1番は、今やめてしまうと、今まで払った保険料が戻ってこない。保険だから仕方がないかな🤔 そうかもしれませんが、ちょっと待って下さい! 解約しないで払い済みにすると、その時点で貯まっているお金が更にどんどん増えていくのです。(ただこれは貯蓄性の高い保険に限られていますので、注意が必要です)

解約金(戻ってくるお金)が今まで払った保険料を上回るまで払い済みにして寝かせておこう。こんなことが出来る訳です。

(注)払込みの期間が短いと払い済みの後、元本復帰までの時間がかかります。

もう一つの効用は10年満期の養老保険を例に挙げると、10年間払うよりも6年払って払済み保険にしておいて満期を待った方が払込みに対する満期金の利回りは良くなります。理由は、かなり細かい説明になるので省きます。

ただし、個人的にはお金を貯める目的ならば10年きっちり払う方が当然沢山お金が戻ってくるので僅かな利回りで払い済みにするのはお勧め出来ません。

あくまで払込みが困難な場合のみに行うべきです。

この養老保険タイプの払い済みの効用がもう一つありました。

法人契約の場合の会計処理。

払済みした時の会計処理です。結論は雑収入などのいわゆる、洗い替え処理の必要がないのです。まあ実際現金が入ってくる訳ではないので当然かもしれませんが。

実は昨年2020年2月のバレンタインショック以降は養老保険以外の長期平準定期保険なども洗替え処理が必要なくなったので養老保険だけの優位性ではなくなりましたが。それでも定期保険の場合、払い済み後は解約返戻金が増えていかないので、やはり養老保険の払済みの効用は、大きいのでないでしょうか。

まとめ

保険料を払いたくない。でも今解約するともったいない→解約せずに払込みをやめて保険を残す、するとその後も貯まったお金が増え続ける。

払い済みした時点では会計処理をしなくても良い→含み資産になる。

会社の良いタイミングで解約して資金繰りに貢献できる。

ただこれは緊急時の対応策です。基本は従業員のための福利厚生であることを忘れてはなりません。

次回は福利厚生プランについておさらいをしたいと思います。