「徳を積む」と言うこと

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「そんなことをしても意味がない、仕方がない」世の中には、本当に意味が全く無いことも、確かにあるかもしれません。

しかし、人が良かれと思ってとった行動に、意味がないなんてことは、私はないと信じます。

ある営業マンの先輩後輩の話です。

異業種交流会のパーティーで、引退された80歳元議員さんと、やはり80歳を過ぎた大学の女性名誉教授と、同じテーブルになり、かなり社交的な先輩営業マンが話を盛り上げ、4人で食事に行く約束をしました。

後輩営業マンは約束当日体調を壊して、食事会を欠席しましたが3人で盛り上がり次回の約束もして御開き。

元議員さんは数千円のお菓子をお土産に持って来られたと言うこともあり、先輩営業マンはもつ鍋を2人にご馳走しました。

後輩営業マンは「昔は偉かったかもしれませんが、あんなおじいちゃん、おばあちゃんにご馳走して意味があるんですか?」

先輩営業マンは、とにかく美味しいものが大好きで、自分が美味しいと思ったものを、人にも食べさせてあげたいと言う気持ちが強いのです。

「仕事には繋がらないかもしれないけど、2人とも今まで社会に貢献して来た人だし、あんなに喜んでるんだからさ」最後に「徳積み、徳積みだよ」

この2人から何か利益を得ることは、これからもないかもしれませんが、巡り巡ってこの2人にきっと良いことがあると私は信じます。

人間歳を取ると我慢をしたり、人に合わせると言うことを、あんまりしなくなります。2回目の会食はお2人の自宅からは、1時間以上電車でかかる場所ですが、そんなに美味しいなら是非連れて行って欲しい。

これは本当に行きたいんだな、先輩営業マンはそう判断して会食を実行したそうです。

案の定お2人は大変喜んでまんべんの笑み、先輩営業マンは「徳を積めた」と改めて思ったのです。