射抜くような眼光
「人と話す時に、相手の眼をあんまり見ないから、あの人印象が悪いわ」ご主人が事業で大成功されている奥さんの一言。
ご主人とはサラリーマン時代に社内恋愛で、仕事振りや人間性に惹かれて結婚にまで至った。
特に仕事を熱く語る時の眼の輝きはとても魅力的だったと、かなり親しくお付き合いしていることもあり、そんなお話まで聞かせていただいたことがあります。
子どもの頃、「お話する時は、ちゃんと眼を見てお話しなさい」こんなことを言われた記憶もある。当たり前のようなことだが、意外に出来ている人が少ないと思います。
「目は口ほどにものを言う」こんな諺もあります。
「説得力」とは、言葉だけでなく身振り手振り、そして眼で相手を説得する。
剣道や柔道などは眼をそらせた瞬間にその勝負に負けてしまうでしょう。
今までお会いして来た成功者、自分が所属する組織でさえ、結果を残している人の眼光は非常に印象に残る人が多いです。
「瞬きをほとんどしない」
もう故人になられている、さる高名な経営者の方とお話をしていた時のことです。
当時30そこそこの若輩の私に対しても、射抜くような眼光で真剣にお話をしていただいたことを、今でも鮮明に覚えています。その時もその方はほとんど瞬きをしていなかったです。
この「瞬きをほとんどしない」がどうも私にとっては優秀な人、成功してる人の特徴のように思います。
常に真剣勝負をしているというか、もの凄い集中力で人と相対してしているのだと感じます。
正に良い意味で「ロックオン」されているような。
しかし決して怖い眼ではなく、純粋な暖かささえ感じるような、深い輝きがある眼です。
byパンダ