生命保険って本当に必要なの?⑦

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前回は少々情緒的な話をしたので、今回は損得の話をしたいと思います。

死亡保険の2種類、定期保険と終身保険。

しつこいようですが、簡単におさらいです。

期間を決めて、例えば10年とか、60歳までとか保障してもらうのが定期保険です。

掛け捨てで、お金は基本返って来ません。

※余談ですが、日本語は難しいですね、保障、保証、補償、似たような意味の漢字が3つもあります。

保険会社がお金を払うのは保障という漢字を使います。

ちなみに補償は給料などを補償する。保証は保証人などに使います。

定期保険の代表格は住宅ローンを組む時に加入する、団体信用生命です。

銀行や信用金庫は保険加入が融資の条件になります。

保険料は普通の保険に比べてかなり安いです。保険会社の営業努力が要らないからです。宣伝も営業マンも不要です。

ローン支払い中に亡くなる確率は低いので、掛け捨ての保険料は何事もなければ完全に損になります。

でも融資の条件だし、万一があったら返済は困難だし皆さま加入されます。

その他の任意の定期保険、主に家族の生活費や教育費の補填のために加入する人がいます。

加入の際のポイント

出来るだけ正確に保障額と期間を算出する!

出来るだけ安い保険料の商品を選ぶ! 配当付き、非喫煙型、ネット販売、今は様々なチャネルで色々な商品が出ているので一般の人には分かり難いと思います。

健康管理型というユニークな商品も話題になりました、テレビCMも盛んにやっていました。

健康になれば、減量したり、血圧が下がったりすると保険料が安くなるというふれ込みです。

ただ、めちゃくちゃ健康体になってもネット型の方がおそらく安いはずです。

絶対に太ったり、健康を害さないために、保険料が上がることを罰に自己管理をしたい人には良いかもしれません(笑)

繰り返しになりますが、何事も無ければ保険料は全てパーです。

確率で言えば損ということになりますね。

ただ日常的に車を運転する人で任意保険に入らない人はあまりいないと思います。

人を引いて死亡事故を起こす確率と、60歳、70歳までに病気で亡くなる確率は、やはり病気で亡くなる確率の方が高いはずです。

一般的に言ったら、必要な期間、必要な額の保険に入っておくことが賢明と言えると思います。

次回は終身保険のお話をしたいと思います。

written by パンダ