仕事にやりがいを持つ

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私はほぼ毎日電車に乗ります。

時たま思わず聞き入ってしまう、車内放送が流れることがあります。

心のこもった丁寧な口調、その日の天候などを話題して、通勤時間帯なら最後に「今日もお仕事頑張ってください」と語りかけるように結ぶ。

人それぞれでしょうが、私はとても好感度です、時には癒されることもあります。

もちろん基本のマニュアルかあるはずである、最低限伝えなくてはならない内容は決まっているのでしょう。

おそらく首都圏の雪など余程の悪天候以外は発信する決まりは無いはず、まして今日一日を励ますような言葉など。

乗客が感動するような車内アナウンスをしてもボーナスがアップすることも当然ありません。

鉄道会社を希望して就職するということは、元々鉄道が好きな人が多いのだろう、大好きな鉄道を運転する仕事、正に趣味と実益と言えるかもしれない。

個性的な車内アナウンスは鉄道が好きということにプラス想いやりを感じます。

車掌さん自身にも楽しんでいる印象が伺われます、天職なのでしょう。大きなやりがいを感じているようです。

先日79歳の女性とお話しする機会がありました。

その方は現在も毎朝4時半に起きて、約1時間電車に乗り3つのビルの清掃の仕事をされているということでした。

土曜日は自分にしか上手く動かせない大きな機械を動かすため、10年以上休んでないと楽しそう話されていました。

お聞きするに、お金には全く困った様子はなく、働くこと自体が大好きで高齢にも関わらず毎日4時半に起きて職場へ向かうのです。

私を含めて多くの人が生活の糧のお金を得るために仕事をしています。

お金を稼ぐこと自体にモチベーションがかかり、より多くのお金を得ようとする人も少なくありません。

有名な芸能人やスポーツ選手は多額の収入の他に知名度と名誉も手に入れることも出来ます。もちろんもやりがいもとても大きいでしょう。

まあ、これはほんの一握りの人達ですから、例外としか言えないですね。

どんなことでも集中して一生懸命やると、達成感を感じそれがやりがいに繋がるのではないでしょうか、ご高齢の女性はいつも素晴らしいお掃除ぶりだね、と褒められたことはほとんどないはずです。車掌さんも車内放送を称賛される機会はないと思います。

にもかかわらず、やりがい生きがいを感じ楽しく仕事をしています。