騙される方が悪いのか?
友人に一店舗を任せたが、裏切られた経営者から話を聞きました。
昔からの友人なので、完全に信用していた
しかし、やられた
ヒトコトで言えば横領された。
こちらで仕入れた高級食材を任せた弟の店に流されていたそうだ
それ以外、修理が必要だと言われて払ったお金なども
全て嘘だった。
信じていたのに、、、
しかし、裏切られた経営者さんは、本当に良い勉強になったと言っていました。
どんなに信用していても、ちょっとした悪い心が芽生えた時に
分かるシステムを用意出来なかった自分が悪いのだと言っていました。
そういえば、稲盛和夫さんの本にも似たようなことが書いてありました。
ダブルチェックの原則を大切にしています。
ダブルチェックとは複数の従業員や役員でチェックをすることをいいます。
稲盛和夫の実学―経営と会計に書いてある一節を書きます。
ダブルチェックを組織化することにより、
不正を起こさせない環境を構築することによって、
従業員に不正に関与させない、
すなわち、
人に罪をつくらせないことに価値があると伝えています。
人は弱いものです。
悪さをさせない為のシステムではなく、人に罪を作らせないシステムです。