勘働き
中村吉右衛門さんがお亡くなりになられました。
歌舞伎はそれほど観る機会はないのですが、吉右衛門さんの、鬼平犯科帳の長谷川平蔵役の大大ファンで、このドラマから池波正太郎先生の作品を読んだり、観たりするようになりました。
既に何度か話題にも取り上げましたね。
「これは俺の勘働きだが」と言って事件を推理し悪党をお縄にするシーン。
この勘働きという台詞が度々出てきます。この時の吉右衛門さんのドヤ顔がとても好きでした。
ビジネスの場面でもこの「勘働き」を発揮することがあります。
私は22歳からずっと営業の仕事をして来ました。私の「勘働き」は主に、この人とは仲良くなれそうだ、その先に仕事になりそうだ。こんな「勘働き」です。
こんな勘が働いたら、勇気を少し出して行動を起こすことです。
先日も、某一流商社の偉い方にお会いした時、私の勘働きが作動しました。
しばらくしてから勇気を出してお電話して、コロナは落ち着きましたか? やはり飲み会はまだ禁止ですか? 少人数なら可能ですか? こんなお誘いをして2人で飲みに行くことになりました。
かなりのお酒好きで大変盛り上がり、次の約束までしてしまいました。
すぐに仕事に繋がるかはわかりませんが、とりあえず、この人とは仲良くなれる!という「勘働き」は見事に的中しました。
そう言えばパンダさんとは1度しかお会いしてないのに、こうして2人で飲む何て不思議ですね、笑顔で話されていました。
最も大切な事は、良い勘が働いたら、即行動に移すことです!
じつは私は悪い勘も良く当たります。そんな時は普段より慎重に慎重に行動するようにしています。それで失敗を防ぐことも出来る筈です。
感性を研ぎ澄ませておくこと、とても重要だと思います。
written by パンダ