五黄の寅の年
もう昨年の話ですが、冬至の日からいきなり雰囲気が変わるのを私は毎年感じています。
正に一陽来福、この日を境に太陽が復活し、段々と昼が長くなります。
そして新しい年がやって来ます。
暦は、現在一般化しているカレンダーの他に、日本には幾つかの暦があります。
その一つでいくと、今年は五黄の寅年です。
干支は現在一般的なものは、いわゆる十二支、子年(ねずみとし)から丑年と続くあの干支(えと)ですね。
その他に十干(じっかん)もあります、甲(きのえ〕 乙(きのと) 丙(ひのえ)と最後は壬(みずのえ)癸(みずのと)の十種類です。
それを合わせて、今でもたまに使われてるのが、丙午(ひのえうま)です。丙午の生まれの女性は恐ろしい!
昭和初期までは、出生率が下がる程に信じられていました。丙午の生まれの女の子は嫁のもらいてがないということで。
更に中国の民間信仰の九星と十二支で表したものがあります(本当に暦は色々ありますね)その暦でいくと今年は五黄の寅の年です。
ネットで検索すると色々出てきますが、36年に1度の年回りです、この年生まれの有名人なども出て来ます。
ざっと言うと、生命力が強く、恋愛も情熱的、何しろエネルギッシュ、想像するに虎の強いイメージから来ているのかもしれません。
占いが大好きな私は、一時期色々調べて少々勉強してみました。
そもそもは方位学から来ているようです。
簡単に言えば、宇宙からのエネルギーが地球に当たる方位のようです。宇宙物理学に近いと私は勝手に解釈しています。
曼陀羅はその方位を絵で現しているという、ことのようです。
ちょっと話が飛躍しますが、私はブッタは天才宇宙物理学者だと確信しています(本当に勝手な(笑)考えですが)
色即是空は無と言う意味で、なにもない所からこの宇宙は始まった、こう解釈しています。
確かに現在の宇宙物理学でもビックバンは無から始まった、という説もあるようです。
話を戻しますと、宇宙からのエネルギーが地球に当たる角度が十二支で地球の核に当たったエネルギーが十干、何ともロマンを感じる仮定と言うか想像ではありませんか?
そんな宇宙からのエネルギーが地球上に住んでいる我々人間に影響を及ぼしてない筈がない!と言うのが暦や占いの基本だと私は考えている次第です。
言い忘れましたが、還暦は60年で一回りする、と言う意味ですね、十干十二支の組み合わせが一回りするのが60年だからです。
さて、今年はどんな年になりますやら、皆さんのご多幸をお祈りいたしたいと存じます。
今年もよろしくお願いします。 written by パンダ