生命保険って本当に必要なの?②
前回に続いて、今日もこのテーマでお話ししていきます。
結論から言うと、その人の考え方次第だと私は思います。
唯一、将来的に相続税が掛かってくる資産をお持ちの方は非課税枠だけ(法定相続人✖️500万)は加入した方が良いと私は考えます。 これは何度かお伝えしていますね。
ケーススタディで1つずつ私なりに解説したいと思います。
前提として、30年この業界にいる私も、こうあるべき!という正解はありません。
保険を考える際に本当に信頼出来る人に相談する。1つの答えなのですが、その信頼出来る人の保険に対する考え方によってかなり左右されてしまいます。
経験豊富で高い業績を挙げて来た保険屋さんに相談する、これも所属する会社の初期の教育方針でやはり保険の考え方が大きく変わります。
しかも業績を挙げている人が必ずしもお客さんにとって良いか? 甚だ疑問です。
もっと言えば、保険業界で成功する人は一般社会で言うと少し変わった人が多いです。かなりのクロージング力がないとなかなか成約に結びつきません、控えめな人などとても生き残って行けない世界でもあります(笑)
可能であれば3人くらいに相談するのがベストと言えます。出来れば初めにその人の保険観を簡単に聞いてみるのが良いと思います。
確固たる共感出来る保険観を持っていなければ、その時点でアウトだと思います。
ただし、全く普段保険など考えていない一般の方は優秀な保険屋さんの強い理念に引っ張られる恐れがあるのでこれもかなり注意が必要です。
優秀な営業マンは、やはりかなり話が上手いです。
個人の死亡保険
①定期保険
10年、60歳満了、70.80歳満了などの種類があります。
ポイントは保険期間が終わったら、もう保障は無く、返って来るお金は全くありません。いわゆる掛け捨てと言われる物ですね。
要するに、掛け捨てしてまで保険に入らなくてはならない理由がある。と言うことです。
住宅ローンを組む時、銀行ならローンがチャラになる保険加入が契約の条件になりますね、世帯主が亡くなっても保険金でローンを返済してもらうという、単純な理屈です。
結婚してお子さんがいれば。例えば大学卒業までの生活費や教育費、その他の費用を保障する為に保険に加入する、と言うのが一般的かもしれません。
これはやはり必要なことなのだと思います。
ただ多くの人が、そんなに簡単に人は死なないだろう!こう考えています。
死んだ後の事など考えたくもない、そもそも確率が低い、皆さんそう言います。
確率は低いのですが、住宅ローンは保険に入らないと銀行はお金を貸してくれない訳です。
万一の時、生活費や教育資金が残された奥さんにいくと考えると、やはり最低限の保険加入は必要なのではないでしょうか。
少し長くなったので、続きは次回にさせていただきます。
written by パンダ