正射必中
「正射必中」これは弓道の言葉である。
正しい射法で射られた矢は、必ず中るという意味だそうです。
ゴディバジャパンのCEO、フランス人、ジェローム・シュシャン氏は7年で売上を3倍にされたそうです。実は来日した、29歳から弓道を始め、5段の腕前だそうです。「正射必中」の教えを経営にも取り入れ、活かしているそうです。TVでも放映され、書籍も出ているので、ご存知の方も多いと思います。
私も以前、弓道の達人から、例えば軒先の氷柱から水滴が落ちる時、膨れて膨れて、これ以上膨らまない大きさになった時に、水は真っ直ぐ垂直に落ちるでしょ。弓道も同じで、これ以上引けない所まで、弓を引いて自然に離す、そうすると、矢は真っ直ぐに放たれる。縦じゃなく横だから難しいんだけど。こんな話を聞きました。
要するに、何事も自然に逆らわない。本当に理に叶っているなぁ〜 えらく感銘を受けました。正に「正射必中」ではないでしょうか。
経営も「正しいことをしていれば、結果は必ずついてくる」この信念により、業績を大きく伸ばしたと言うことでしょう。
ジェローム氏自身が、「売上を目標にすれば必ず失敗する。お客様のことを考えて本当に良い商品を作れば結果は必ずついてくる」こんな話をされています。来日30年、弓道の精神をビジネスに活かして成功、弓道はやったことはありませんが、日本人の私には嬉しい話でした。
ゴルフも結果ではなく、良い理想のフォームにだけ拘りスイングしたいと思います。
byパンダ