自分が正しいとは限らない

経営

超一流の人だと思うお客様に共通する事の1つに
いつも自分が正しいとは限らない事を認識しています。
周囲が反対をしていても、自分の意見を貫く事があったとしても、進め方に二つのタイプがあります。

聞く耳を持たないで自分の考えで突っ走る経営者と
周囲の話を十分に聞いた上で、それでも自分の考えを貫く経営者の二つです。

僕の知っている中で一番の経営者の方は、後者のタイプです。普段は温和で「和をもって尊しとなす」を実践しているような方ですが、これと決めたら徹底的にまっすぐに進みます。ただ、その進み方が絶妙なんです。全員が反対でもある時は突き進むのですが
それが強引じゃないんです。ちゃんと部下の話をきっちり聞いた上で、いつでも変更する事も可としている体勢で話を聞きます。実際に変更する事もあります。
自分の考えを変えるほどの意見が出れば、中止も含めてパッと判断します。でも、自分の考えを変えるほどの意見がない場合は、全員が反対でも
突き進みます。

一見すると、ワンマン経営者にも見えるのですが、そんな事はなく
素晴らしいバランスの元に仕事をされているなぁと、いつも思います。