リニューアル

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60歳を過ぎてからジャケットとスラックス又はデニムパンツと言う出立ちが多くなりました。IT系の人達がほとんどスーツを着ないと言う背景も影響しています。

このところ仕事で頻繁に会っている人がいるのですが、5回目の打ち合わせに茄子紺のスーツを着て行きました。

すると、「いや〜格好良いですね、スーツ凄く似合いますよ」こんなことを、「この人本当に思って言ってくれてるんだなぁ〜」と感じる真剣度で言われました。

もちろん大変嬉しく思ったわけですが、自分はスーツより格好良いと思って、もちろんTPOも考えてジャケットを多用していた訳です。

その時、こんなことを考えてみました。

この人に4回スーツで会い、打ち合わせをして5回目にジャケットとデニムパンツで登場する。今回と全く逆パターンです。

おそらく、「あ、いつもスーツでしたがジャケットめちゃくちゃ似合ってますね」ちょっと自信過剰かも知れませんが少なくとも褒め言葉はいただける筈です。

確証は有りませんがスーツ4→ジャケット1の方がインパクトはあると思っています。(もしかしたら私はスーツの方が本当は似合うのかも知れませんが笑)

私はかなり不精で最低3ヶ月は髪を切りません。

かなり伸びてからバッサリとベリーショートにすることがあります。すると周りのほぼ全ての人が「格好良いですね、その髪型凄く似合いますよ」

髪型はショートからロングには、洋服のように変えられないので、何とも検証のしようがありませんが、例えば丸刈り頭がストレートな綺麗なロン毛になったらかなりのインパクトだと思います。

経営や販売にもこのようなクライアントに、インパクトを与える変化が必要です。どれくらいのサイクルでリニューアルするかが、また重要なことだと思います。

長年続いている有名なCMがあります。

「お〜いお茶」私達世代は全く違和感はありません。以前はご主人がお手伝いさんか奥さんかに(たぶん奥さんだったかと)実際CMの中で超有名歌舞伎役者がこの台詞を語り、売上が爆発的に伸びたそうです。

私達世代は自分自身違和感はありませんが、若い夫婦はどうでしょう?もしかしたら、「お茶くらい自分で入れてよ」「お互い仕事してるんだから、家事は分担よ」こんな声が聞こえて来そうです。「お〜い」の相手は奥さんだと確証がある訳ではありませんが。

売上が落ちていない状況で商品や看板CMをリニューアルすることはとても難しいことだと思います。

ただ経営は常に時代の変化、人々の感性や価値観、ニーズを出来るだけ敏感に察知し対応しながらリニューアルすることはやはり必要なことなのでしょう。

byパンダ