営業スキル(凄い名前)

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今日は実際にあったエピソードを1つお話ししたいと思います。

生命保険の営業は士業の人、特に税理士さんから案件をいただくことがあり、税理士さんとの親交は不可欠です。

久しぶりに電話で新規開拓をやってみました。

税理士さんは各支部毎に氏名と所在地電話番号がネット上でオープンになっているので掛ける先はほぼ無限です。

電話によるアポイントの効果は2つあると考えています。

① 飛び込み電話は覚醒作用がある。

1番大きいメリットは10件目くらいの電話からアドレナリンが出てテンションが上がり、一種のトランス状態になり仕事に対するやる気が漲って来ます(ただ日常的にやっていると効果は落ちて来ます)人は少し勇気が必要な場面で覚醒し頑張ることが出来るのでしょう(あくまで私のような凡人の話ですが)

② 話術のスキルアップ

少し前にもお話ししましたが、電話でも(電話こそ)感情表現が重要で会話だけで相手を説得することが充分可能です。リモートでの会議や営業にも通ずることでこのスキルを磨くことはとても大切です。

私は知的な話し方、親しみを感じかつ誠実さを表現するように心掛けてます。イメージするだけでかなり差が出ると思います。

さて本題の実際のエピソードです。

税理士名簿の中に、○○権兵衛というかなりインパクトのある名前がありました。

時代劇が大好きな私は「凄い素敵な名前」だなぁ〜と本当に感動したのです。

営業で相手と話をする際の「感情表現」をどんなタイミングでどれくらいしても良いのか?すべきなのか。

私は仕事の結果を大きく左右する要素だと思っています。電話をかなりの数、掛けていた時だったので、ゾーンに入りちょっとしたトランス状態でした(笑)

本題を簡単に説明した後「権兵衛さん」凄く素敵なお名前ですね。感情をあらわにして名前を素直な気持ちで褒めました。

権兵衛さんの反応は「いや〜子どもの頃からからかわれて、あんまり良いことはないですよ」笑いながら満更でもない様子です。

すかさず、そんな素敵な名前の権兵衛さんに是非お会いしたいです!とやはり少しだけ感情を込めてクロージングしたところ難なくアポイントを取ることが出来ました。

注 (もちろん相手の声のトーン等々感情表現しても良いかどうか慎重に判断しての会話です)

やはり人は感情の動物です。場面にもよりますがこちらの感情が相手に響き共感を得て、関係がスムーズにいく場合も多々あります。

更にこちらがいわゆる腹を割ると、相手も本音を返してくれるものです。

営業スキルという訳ではなく、良い人間関係を築くための重要な要素です。

written by パンダ