資本主義を築いた巨大財閥②

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ナイロンストッキングのナイロンの語源をご存知だろうか?

NOW YOU LOUSY OLD NIPPONESE

「古い日本製品はもうダメだ!」(注、諸説あります)

頭の文字を取って、NYLON

ナイロンを開発したのは、第一世界大戦下で40%の爆薬を連合軍に提供し死の商人と呼ばれ、火薬メーカーとして君臨していたデュポン社である。

その火薬の原料から化学繊維という画期的な人工的な繊維を作り出した。

当時ストッキングは絹という高級素材で作られていて、庶民の手に入るようなものではなかった。中でも日本の絹の品質が最高で、高級な物ほど日本の絹が使われていた。

デュポン社が開発した化学繊維、レーヨンやナイロンがストッキングを大衆の物へと変え、全米中の女性が履くようになった。

またセロハンも発明し、包装紙にやはり革命を起こしスーパーマーケットの躍進の原動力となった。

一族の記録を残すためカラーフィルムも開発し、やはり大衆へと広がっていく。

第一大戦後は不況に喘ぐGMを買収し、大衆車シボレーをやはり爆発的ヒットをさせている。

全売上の9割が生活必需品を占めるまでになった。

やがて第二世界大戦が勃発すると、今度はアメリカ政府からプルトニウムの開発を依頼され、再び軍需産業に手をそもることになる

それが広島長崎の原爆へと進んで行った。

戦後また様々生活用品の最大手メーカーに戻り、テフロン加工のフライパンや、破水効果の高い素材を開発しやはり業界に君臨している。

written by パンダ