頭の良い人、悪い人

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常々、何をもって頭が良い、悪いが決まるのか、疑問に思っています。

何度も話題にしている、山下清氏。一度見た風景を細部まで映像として記憶し、家へ戻ってから紙の上にほぼ完璧に詳細に再現したのです。

脳を最大限に機能させている訳です。

頭が良い人ではないでしょうか?  でも普通学校へは行けず施設に通っていた訳です。

他にもこのような例は沢山あります。

勉強が出来るのと頭が良いのは別。こんな話もよく聞きます。

右脳と左脳の働き、右脳を事故で損傷してしまった人が左脳が発達し、天才数学者になったという実話。

逆に左脳が損傷してしまい右脳が極端にに発達しピアノが突然弾けるようになった人。

人間の脳みそは実に不思議です。

脳細胞のどの部分を何に使うのか?ということなのでしょう。

性格も脳細胞のどの部分を多く使っているかに、大きく関わっているような気が私はします。

あの人はロマンチストだね、こんな話を聞きます。

情緒的という意味だと思いますが、右脳を多く使っているのかもしれません。

実は私は小学生の頃から算数が苦手で、中学時代は因数分解を解くのにえらい苦労をしました。

逆に人前で話をするのは割と得意で、4年生の時の担任の先生が日本では珍しく、国語の時間に皆んなの前でスピーチをする、という授業があり、結構受けた記憶が今でもあるのです。

右脳人間なのでしょう。

氷が溶けたら何になる? 小学生の時から迷わずに「春になる」と答えるような子どもでした。

社会に出てからも会話からコミュニケーションを広げていくのを得意としています。

話し下手でも、数学や物理が超得意という人もいますね、私からすれば、もの凄く頭の良い人と思います。

本当に、頭が良い悪いは、どういう基準なのか、基準なんてものがそもそもナンセンスなのでしょう!

私からみれば理科系の人は頭が良い人と思ってしまう、話し下手な人は私のような饒舌は、もしかしたら頭が良いと思われる場面があるのかもしれません。

保険の仕事をしていて、事故で脳挫傷になった方がいて、当初ドクターが脳に障害が残るでしょう、という見解だったのですが、幸運にもみるみる回復されました。

主治医と話したとき、脳細胞のシナプスが物凄く活発に繋がっていって再生していった結果ですとコメントされてました。

事故にあった方は有名高校、有名大学のご出身だったのです。頭が良いというのはシナプスが活発に働いている結果なのかも知れません。

よく天才は変人でもある。何て話があります。

専門的な分野で集中して一部の脳を使っていると、その他の部分は使わずに無頓着になり側から見ると、奇人変人に見えるのかも知れません。

やはり何事も「バランス」が大切なのでしょう!

最後に、「本当に頭の良い人に悪い人はいない」でも「頭の悪い人の中にも良い人はいる」こんな話をしてくれた人がいます。

非常に深い話だと感心しました。本当にそうだと思います。

written by パンダ